REDLINE -ライカ購入は越えてはいけない線ですか?-

カメラが趣味なのでそのことについていろいろと・・・

尋常でない究極の6枚玉を召喚しますか?(対価は貴方のライカですorz

◆警告始◆

Warning!!

To overseas Leica users.

This article is not a review.

It contains unpleasant expressions and content that does not match the original intention.

This article is full of lies and vanities.

I haven't written anything about the truth. 

This is a joke article.

April Fool's Day continues all year round.

It is not helpful, so please page back and go back.

Warning!!

ぶっちゃけ、長いから読んでも時間の無駄よ(笑)

◆警告終◆

 

<電車の車窓から・・・>

 

ずいぶんと軽くなったカバンを持ちながら
ゆらゆらと電車に揺られる。

 

暗くなっていく車窓からの景色。

 

硝子に写る、自分の瞳を見つめて。

 

表現力を、その底力を・・・生かしきれていない。

現行レンズに対して、そう思う。

 

写真を嗜むならば、何か、そう何か、
心に1本、芯を通したうえで
やっていければ良かったんだが。

 

悔やむ心は置いてきた。

 

もう、前を向いて、行くだけなんだ。

 

そう、表現も何もかも、オールドレンズの力を借りてでも
良いなって思える写真を撮っていく事。

 

それが、私が出来るせめてもの罪滅ぼし。

 

嗚呼、お別れしたレンズ達。

 

君たち、ほんと、良い子だったよ。

 

 


<ノンライツオールドレンズはいかがですか>

 

イカのオールドレンズを買い始めた時から
気になっているノンライツレンズがあります。

 

だが・・・しかし、昨今のオールドレンズ高騰により、
中々見かけず、そして、手に入らないレンズになってしまった。

 

一度は、マジで手元に来そうなときはあったのだが、
その時は金欠で、手に入れる事かなわず・・・
今は高騰して、買うのにも勇気がいる値段となってしまった。

 

そう、そんな事があったせいか、
自分の心の中に渇望が生じました。

 

気になったレンズは手に入れろ!!

 

見逃すな!!

 

一度、棚に戻すともう買えないぞ!!

 

・・・と。

 

だから言います、コレは正しい事なのだと。

 

そして言います、コレはアホな事なのだと。

 

つまりは・・・ノーブレーキ、ノンストップなわけです。

 

ええ、やらかしました。

 

ただ、あこがれてた、あのレンズではないのです。

(コノヒト…ナニイッテンノ…)

 

もう、コレを逃すと、手に入らないかも?!と思う得難き出会い。

(イツモイッテルヨネ、ソレ)

 

一度は悩んで棚に戻しましたが、
手に入れるために全力を傾けた次第です。

 

嗚呼、ほんと、たっのしぃなぁ!!

 



 

 

<得難き出会い・・・というか、いつもお世話になっております(笑)>

 

とある土曜日のお昼下がり。

 

私は、某所におりました。
ええ、某所です。
得難き出会いが突発事故のように起こる、あの場所です。

 

とある御仁のカバンから、するっとカメラが出てきました。

 

あまり見たことのない形、あの、なで肩のカメラは何だ?!

レンズも見たことないシュッとした段差をもつ特異な形。

 

なんだろ・・・気にはなりましたが、シャイな私は聞くことが出来ません。

 

でもね、ぼーっと見てたので、持ってた方が教えてくれたんですよ。

 

このカメラはね、こういうやつなんだよって。

 

その方の撮影された写真を見ました。

 

何といったらいいんだろうか。
えらいキレイなんだけど、儚い感じがするんですよね。
なんでだろ?

 

気にはなるのですが、イカではないカメラはできるだけ
買わないようにしていた私は、そっと自分の興味に蓋をして
良い物もあるんだなって感想で終わってました。

 

それから、1か月後・・・

 

新しい冒険の仲間の結果報告に意気軒昂とカメラ屋さんを訪れた私は、
商品棚の上にある、とあるカメラに目が引き寄せられました。

 

え、なんでこれがココにあるの?!

 

気のいい店主さんから根掘り葉掘り、情報をむしり取った結果、
あの御仁が手放したものだと、すぐにわかりました。

 

気になる…

 

ああ、気になる。

 

でもね、やっぱりレアものだから、ポンと買えるお値段ではない。

 

嗚呼、出会いは突然だが、私にはお持ち帰りしてあげる力がない。

 

金策を・・・嗚呼、金策を・・・と考えましたが、
直近でコレが最後と思い手に入れたレンズの事もあり
とてもじゃないですが、無理できる事ではない。

 

garp3.hatenablog.com

 

 

泣く泣く諦めようとしてました。

 

 

 

でも、偶々なんでしょうね・・・
すぐには売れなくて店頭で残っていた。

 

そうこうしてるうちに、あの御仁と再会してお話を聞くことが出来ました。

 

この個体は、今まで見た中でいちばん程度が良い。

 

これまで手に入れてきた中ではここまできれいな物はない。

 

きちんと整備したから、距離計連動の精度も良くジャスピンフーバーだよ!

 

そんなお話を聞いていたら、ムクムクと私の中の興味が育ってしまいました。

 

ええ、興味が育っただけだったら良かったんです。

 

手に取ろうとしなければ・・・

 

ですが、やはり、オールドレンズの中の内で
わかりやすい頂点と言えそうなレンズの1つが
目の前にあれば、やっぱり手にしたくなるじゃないですか。

 

そして、禁断の言葉を発動してしまいました。

 

「お取り置きお願いします」・・・と。

 

ソレからは、どうやってお金準備しようかとっても迷いました。

 

集めたオールドレンズのからちょっぴりレアのアレを出せば・・・とか。

 

普通のレンズだけど、綺麗なレンズ達をいくつか組み合わせて・・・とか。

 

夜な夜な金額を試算する日々。

 

そして、どの子とおさらばするか、凄く悩む日々。

 

お店をあまりお待たせするわけにもいきません。

 

毎日揺られる車窓から、ぼーっと考えに考えて
悩みに悩んで決めました。

 

自分はオールドレンズを頑張るつもりだから、
現行レンズを全て手放して呼び水としてしまう事に。

 

 

garp3.hatenablog.com

 

 

最高にかっこよく、高性能なレンズ達、次のご主人様の所で頑張っておくれ~。

 

結果、私は、そのカメラを得る事に成功しました。

 


<ルーツを紐解いていく…手に入れた理由を求めて…>

 

さて、新しい相棒の仕様を確認してみよう。

 

お名前:Witness(ウィットネス)

 

出身地:英国(イギリス)

 

設計者:ロバート・スタンバーク、D・A・ロスチャイルド

 

製造者:Peto Scott社(ペト・スコット・エレクトリック・インスツルメンツ社)

 

メーカー:ILFORD(イルフォード)

 

発表年:1947年

 

製造/販売年:1953年頃(およそ70年前)に1年程度?

 

製造台数:350台以上と言われるが、450台の可能性もある。

 

付属レンズ:Dallmeyer Super-Six 2inch f1.9
※2inch = 50mm

 

ざっと概要はこんな感じかな。

 

★何がすごいのか?

数が少ないという点もありますが、外見はとてもきれいな状態で
なかなかここまできれいなウィットネスを見つけることも難しい…らしい。


★何がいいのか?
かなり独特な左右対称ともいえるなで肩なフォルムをしており、
とってもカッコいい形ですよね!



コレが粋という感覚なのだろうか。

 

何と表現したらいいのか。
バランスが良いんだろうね!

 

このカメラは、ホント、かっこいいわ!!


★何故ほしかったのか?
付属レンズがLマウント互換マウントである事。


イカでそのまま使えるダルメイヤーの
スーパーシックスが手に入るというのは胸アツです。

 

スーパーシックスとの名前が示す通り、ダルメイヤー社が
このレンズの設計に全幅の信頼を寄せており、
ダブルガウス型の究極レンズ…と言ってしまえる傑作のでしょう。

 

ダルメイヤーのレンズってオリジナルLマウントは非常に少なく
数百本あるこのウィットネス用レンズもかなりレアな物扱いです。

 

その上、レンズの状態も良く・・・となると、
得難き出会いはそれこそ2度目は無いと言わざるを得ません。

 

実際に使われて結果も見せられているのです。
後は、前に踏み出すしかないでしょ(笑)

 

イカコンテストでウィットネスフォトグラファー募集って言ってたから
コレを買う事は正しく、意味がとてもある事なのだ!!(拡大解釈がすぎる)

 

leica-camera.com

 

というわけで、伝説の・・・とは言わないのだけれども、
かなりレアかつ程度の良いレンズなので、無理して手に入れました!

 

<まとめ>

 

日々、道を選んでいく。

 

イイ物が目の前にあれば欲しくなり、
結果ついつい機材を手放し、濃縮した結果を召喚してしまう。

 

正しかったのか。

 

間違っていたのか。

 

選んだ道に対して結果がついてきているかは、
後の自分が判断するだろう。

 

その判断自体もそもそも表と裏の様にはっきりした
概念ではないのかもしれない。

 

嗚呼、ほんとに、オールドレンズを集めることは楽しい。

 

ぶっちゃけて言ってしまおう。

 

機材収集、楽しい!!

 

レアカメラ、良いレンズ、
あまりないレンズ、変わったレンズ、

なんでもかんでも、良いと思った物を
集めていくのは楽しい。

 

使うか使わないかは、
後の自分が判断し実行する事。

 

今はソレは置いておこう!!

 

まずは、買う、それからだ!!

 

買うまでの道のり、悩む時間、
周りとの問答も含めて、

それが自分の幅を広げていく
貴重な体験かつ、楽しみなのだ。

 

手広くやりすぎて、
偶に機材処分したくなるけど、

それもまた、一つの発作的なモノだ。

 

まずは、自分が満足するものを買う事。

 

それがなきゃ、始まらない。

 

それをしてこそ、自分なのだ。

 

十全なはずなのに新しく買う事、
機材を全部満遍無く使いきれない事、
買って満足した物もある事、
一般的に悪いとされる事ですね。

 

見ないように、周りにはそういうことは
明言しないようなそういう所も、
全て、ソレがあってこその自分なのだ。

 

否定しても始まらない。

 

だから、やるときゃやりましょ。

 

やらかしましょう。

 

現行レンズにはない魅力を
感じることが出来たらいい。


雰囲気を伝えることができる写真が撮れれば、
もう、それだけで、私は満足であります(笑)

 

だからそう、前から言ってるように・・・
何度も言っているが実現したとはいいがたいのだが、
後はもう、撮るだけなのです(笑)

 

ああ、やらかしました。

 

お宝がサクッと別のお宝に化けてしましましたよ~(笑)

 

 

garp3.hatenablog.com