ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH. ブラック サンプル画像と考察(in 心斎橋) その3
前回より少し時間があいてしまいました。
考察その2で撮影したデータとは別に、心斎橋で撮影したデータを
いくつかアップしてみましょう。
こちらも前回と同じく、撮影機材は、M10 Monochrom です。
基本的には解放付近での描写です。
JPEG撮って出しのデータを掲載できるようにリサイズしたのみです。
パッと見て気になったものを撮影したので、主題という物はありません。
あえて言うのであれば、目を引いたものですかね。
さて、結論から先に申し上げますと、意図が明確であれば、
ホント、被写体に目が良くレンズです。
結果は、以下の通り・・・
2.夜の心斎橋 その2
-- まとめ その3 --
いかがでしたか?
ホント、被写体に視線を誘導しやすいレンズだと思います。
まぁ、主に開放付近の描写が被写界深度が薄い為という理由と、
周辺減光がそれなりにあるので、目が真ん中に向きやすいという事です。
良い悪いで言うと、今の現代レンズ基準だと悪いという事になるのでしょう。
良い写真が撮れそうかどうかで言うと、個性的なレンズは使ってて面白いです(回答になってない(笑)
では、100万円の価値があるのか?と言われると、
個人的に価値が見いだせるかどうかという事だと思います。
100万円の価値がある商品という、価格を前面に押し出したコンセプトのレンズではありません。
特徴がある人気のレンズが今の時代で復刻した、その事にライカが必要とする経費とブランド代金をお支払いできるか試されているだけなのです。
少なくとも私は、オリジナルのノクティルックスF1.2を使いたいという欲を安価に実現できたと思います。
また、コーティングが現代の物が施されることにより、
オールドレンズにありがちなレンズの劣化が抑えられ、
長期間、オールドレンズと同等の撮影結果をもたらす事が出来るという事に
とても大きなメリットがある商品と思います。
どうでしょうか、上記の内容は貴方には、メリットに聞こえますか?
聞こえないのであれば、このレンズは100万円の価値がありません。
素直に、現行の最新レンズを買いましょう。
オールドレンズの写りが欲しい方のみ、手を出したらいいレンズだと思いますよ。
手軽に開放F値が明るいレンズだと、ズミルックスありますので、そちらの方をお勧めします!