REDLINE -ライカ購入は越えてはいけない線ですか?-

カメラが趣味なのでそのことについていろいろと・・・

ライカのオールドレンズを振り返る@2020 その2

お題「#買って良かった2020

 

garp3.hatenablog.com

 

此方の続きになります。

 

Hektor 73mm f/1.9 Black / Nickel鏡胴

こちらは3月に#MNGしたレンズです。

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Hektor 73mm f1.9

ヘクトールの名前を冠するレンズは、ライカのオールドレンズを買い始めた当初から
諸先輩方に伺っていて、私も欲しいなとは考えておりました。


ひそかに探しておりましたが、なかなか程度がよろしい物が見つからず・・・

 

ヘクトールは年始に購入した125mmがありますが、そのレンズが良かったことから、
ヘクトールは欲しいレンズランキング上位になりました。

 

ヘクトールの中でも外見にいくつかのバリエーションがあり、
125mmと同じく写りも独特であるというHektor 73mmはとても気になる存在でした。

 

外見がオールブラックが一番欲しかったですが、レアすぎて手に入らないので、
次点でブラック/ニッケル鏡胴の物を見つけた時に、即購入となりました。
mtr表記の物が見つかってホント良かったですよ。

7000本程度の本巣があるレンズですが、1930年~1940年ごろのレンズであり、
言うまでもなく状態の良いものを見つけることが難しいです。

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Hektor 73mm f1.9

付属のレンズフードとフードキャップも専用品なので・・・きちんと付属してる物を買わないといけないというレンズとなります。

上記のフードとキャップはリペイントされているようですが、きれいなのでOKです。

 

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Hektor 73mm f1.9

ブラックペイントが程よくはがれた感じが良い感じですね。

 

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Hektor 73mm f1.9

最短撮影距離は、公式には1.5mとなっておりますが・・・

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Hektor 73mm f1.9

私が購入した個体は、ここまで回ります。

つまり・・・1.5mよりも寄れるヘクトールなのです!!
この差は大きいですよ。
お店の人曰く1mぐらいまで寄れるとの事なので、とても使いやすい個体ですね。

 

外見・付属品・使い勝手。
それぞれが満足度が高い、最上級のヘクトール、手に入りました!!


後は、ゆっくりオールブラックのモデルを探すだけですね(え、、、やっぱそっちも買うんかい!)

 

実は、2020年末にオールブラック入荷したお店があったことは知ってるんですが、
仕事が29日までがっつりあったので、そのお店に行く時間がなく・・・
いえ、資金もなかったので、まぁ、次の出会いに期待するしかありませんね(泣・・・)


◆ Summicron 50mm f/2 固定鏡胴 前期型&後期型 ◆


一般的にズミクロンの固定鏡胴、もしくは、リジットと呼ばれるタイプのレンズです。
前期タイプは3月、後期タイプは5月に入手しました。

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Summicron 50mm f2 rigit

ズミクロン固定鏡胴・・・良い響きですね(なお、個人の感想です)

 

数があるレンズでありながら、一般的に使い込むレンズでもあるので
きれいな物が最近あまり見つからないレンズの1つかと思います。
使う事が前提となるレンズですからね!

 

固定鏡胴も前期と後期があり、知らなければどちらでも良いと言いそうですが、
知ってしまうとどちらも欲しくなります(笑)

 

なお、絞りリングが細い左側が前期型です。
前期型は、距離表示がメートルかフィートのどちらかとなるので、
もちろんm表記のレンズを探しましたよ!!

(これがまたないんだよね・・・m表記・・・)

 

絞りのローレット加工されたリングの形状と太さが違うのもポイントの1つですね。
なお、前期のリングは、ペイントなんですよ、コレ!!

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Summicron 50mm f2 rigit

この個体も少しペイントの割れというか、なんと言うか・・・がありまして・・・
このペイントが問題なのです。

 

だって、絞り触らない利用なんてないわけですから、
使い込んだ物ほどペイントがはがれてしまい、
外見上の状態が悪いとなってしまうんです。


購入した2つともコレクターの方が放出された個体だと思いますが、
きれいな物が運良く手に入れられてほんと良かったです。

 

メッキが輝く感じが見て取れる最上級のクラスですね・・・たぶん。
コレを使おうと思ってるので、怒られちゃいそうかなとは思いますが、
丁寧に使いますんで、ご容赦くださいませ。

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Summicron 50mm f2 rigit

ただ、外見もレンズもあまりにキレイであるので、少し利用に気が引けてまして、
中々持ち出すことができていない日々です。
来年こそは、たくさん使ってあげたいです。

 

◆ Summitar 5cm f/2 戦前タイプ ◆

ズミタールもしくは、ズミターと呼ばれるレンズですね。
お世話になっているカメラ屋さんに年末のご挨拶に行った際に手に入れました。

一番最新の#MNGですね(笑)

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Summitar 5cm f2

個体としてはボチボチキレイというレベルだとは思います。

取り付け可能なフィルターが曲者でして、専用タイプなのです。
奥まったところに36.5mmの径で取り付けるタイプなのです。

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Summitar 5cm f2

店頭にこのフィルターがあったので、お話が盛り上がり、
お店の常連さん全員にフィルターはあるときに買っておいた方が良いと購入を
おススメいただきました。

 

ズミタールは持ってないレンズでもあったことから、
あわせて在庫があったレンズまで合わせてお買い上げに・・・という流れですね(苦笑)

 

年末の最後の購入という事で、お店のほうもかなりお得な
価格にしていただけたのも即決の原因かもしれません。
その場のノリと勢いで購入してしまいました!

 

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Summitar 5cm f2

因みにちゃんとmtr表記のレンズであったことも敗因ですかね~。

 

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Summitar 5cm f2

戦前生産の物なので、コーティング無しのレンズになります。
写りはこれから試すことになりますが、初めての沈胴レンズになりますので、
結構楽しみです。

 

手元にLMリングがないので、年始に買ってこないといけませんねぇ。

 

その3へ続く・・・