REDLINE -ライカ購入は越えてはいけない線ですか?-

カメラが趣味なのでそのことについていろいろと・・・

私たちはオールドと現行のレンズに魅入られている。(だから色々仕方がない!

◆警告始◆

Warning!!

To overseas Leica users.

This article is not a review.

It contains unpleasant expressions and content that does not match the original intention.

This article is full of lies and vanities.

If you want to know the truth, such as the correct specifications of the lens, please contact the Leica store.

It is not helpful, so please page back and go back.

Warning!!

◆警告終◆

 


【緩~い言い訳 自問自答】

 

人との出会いは、新しい縁や絆が出来るという事。

 

新しいレンズとの出会いは、相棒が増えるという事。

 

そう、どちらも、人生に必要な事!!
(そう思わないとやってらんないデス)

 

で・も・ね?

今年の初めにさ、無理、無茶、無謀はしないし、できないの三段活用で自分に戒めたよね?

 

garp3.hatenablog.com

 

嗚呼、頭がイタイ・・・キオクニゴザイマセン・・・

あ、そうか、記憶にないから良いんだね、ソウダヨネー!

 

なんか、2月にカメラ買うとるし、4月にこっそりとレンズも買うとるよなー?

 

そんなこともあった様な、無かったような・・・
でもほら、今回はオールドレンズじゃないんすよ、だから、良い事なんですよ。

 

ほ、ほう?
説明を続けてみなさい。

 

シンセーヒン出たらカウカウとお店の人に言ってるんで、仕方がないんですよ?

 

ほう? 言ってたんだったら仕方がないよね。

 

つ・ま・り・・・

 

合法!!

 

(ライカに合法も個人輸入もネェよ!!あるのはお支払いダケよー!!!!

 


【そのレンズは何の為に・・・】

さて、自分への問い詰めも無事(?)に終わったので、早速いってみましょうか。

 

じゃーん!!

 

今回は、どうして手に入れたかというと、簡単なのです。
担当さんよりカウカウ?と言われたのでカウカウーとお話ししたからでーす
(わかんねぇよ!

 

まぁ、買うとは言ったもののもちろん、ライカの新品レンズは結構お値段するし、
個人的にはいろいろ重なって発売日に引き取りに行けなかったのです。

 

ですが、5月10日には一部製品が値上がりする事から、
早めに引き取りにいかねばなと色々な都合を押しのけて引き取りに行ってきました。

(いや・・・このレンズ、実は値段変わらんかったんですけどね・・・)

 

中身は・・・コレ!!

Leica Summicron-M 28mm f/2 ASPH Matte Black Paint Finish

 

いやー、正式発表前に噂は少し出ていましたが、
450個限定のコレをホントに買えるとは思ってなかったです。
イカM10–P "Reporter"にベストマッチなレンズらしいですぞ!!

 

・・・まぁ、私、イカM10–P "Reporter"は持ってないんですけどね?

 

国内での入荷本数がかなり限られて、ライカM10–P "Reporter"よりも
入荷数少ないんでは?と言われてますが・・・ほんとかな?

 

まぁ、普通に考えると年々限定品の日本への割り当て数は
厳しくなってる感じなので仕方が無いのかなぁ。


ユーザーとしては、頭抱えるしかありませんが。

 

ま、そんな事は置いといて、早速開けてみましょう。

 

いきなり驚いたのが、コレ。
あ、前と違って、説明書に保証印を押すところが無くなってるのね・・・。
前は説明書にハンコ押して微妙だなぁとは思ってましたが、無くなると、ソレはソレで・・・。

 

限定品だから・・・限定の冊子という事は無いのかな。
コレが・・・SDGs?(ちがうわなぁ・・・

 

これだけ、限定品専用ですわ。
他は、汎用品。

 


うーん、まぁ、内容はなんとなく分かるけどさ(笑)
限定品のプレミアム感、なんもあらへんでー。

 

で、このレンズはココが違うんだよー

外装:Matte Black Paint Finishダヨー!
刻印:Light Greenダヨー!
レンズフード:組み込み!

 

コレ買う前に「緑のレンズ」・・・と私つぶやきました(ウソイッテナイ

 

 

で、いつもの入れ物の中に、レンズがドーンと入ってます。

 


フィルター外してみましたが・・・
見えにくいけど、結構前にレンズあるんですけど(汗

 

コワーイ!!
フィルターなしでは運用したくなーい!!

 

フード引き出しても、あんまり大きくはならない感じで、
限定だけの機構だとすると、結構プレミアム感ありますが、
もしかすると後から通常版出るのかな??

 

フードは少し回転させて斜めに引き出してロックする形です。
この隙間がガイドレールのような役目をしてます。

 

フィルター必須と私は思います。
あと、レンズの前にレンズの名前一切書いてなくて、フードのみ書いてあるのが、
目立たないようにレポーター向けの仕様という事なのかもしれません。

 

レンズフィルターしてても、フードを半引き出しのように前にスライドすれば
一応は違和感ない形になります(かっちり止まるわけではないですが。

 

他の手持ちの現代仕様レンズとの比較です。


左から順に、
Summicron-M 28mm f/2 ASPH.
SUMMILUX-M f1.4/35mm ASPH.
APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH.
となります。

 

サイズ感的には、一番小さい感じですね。

 

フードを使用状態にしても、その小ささが際立ちます。
イカさんが苦手な広角系の28mmですが、F2.0と無理をしない伝統のF値とした上に
6群9枚の最小構成のレンズ数で最大限の高画素化を狙った設計のおかげだと思います。

 

また、レンズを入れる際の指標が真っ黒というのも、他には見られない特徴です。
(左から2番目の白いのはコレはこれで限定レンズなのでそういう物もあるという例です)

 

6群9枚と聞いて、モヤっと来た方、コレとの比較って事ですよね?
高さ的には、フードが大きいので、1stの大きさが目立ちます。
がしかし、非対称ではなく、無理のない対象型だからしかたがないですよね。

 

大雑把ではありますが、レンズマウント部分から比べると、フードの高さが
指1本分程度高いぐらいの差しかありません。
フードがデカくいので、大きさを勘違いしそうになるだけです。

 

そう、この後ろ玉が曲者なのです。
Summicron-M 28mm f/2 ASPH.の方も、実は結構出っ張っており、
カメラに装着する場合に気を使います。

 

大丈夫・・・と適当に扱うと、一番後ろの玉があたりそうな形してますよね、どちらも。

 

夢と希望が詰まってる1st...美しい。

 

現代レンズは知恵の集積の集大成..比較すると後ろ玉はかわいいね。


毛色の違う2本ですが、開放F値は違いますがどちらも28mmの焦点距離です。

選択肢が1つしかなければ、これを持ってくか~になりますが、
現代レンズとオールドレンズどちらも持ってれば、
今日の相棒はどっち持っていくか~と楽しんで使えると確信をしています。

 


【比較にならない比較】

さて、比べてみましょう、そうしましょう。
といっても、ほとんど役に立たない比較です。


日中の撮影ではなく、夜に無理やり比較の撮影したので、
手ブレしてるかも?と悩むところもあります。

 

ま、ほどほどに適当で見ていきましょう。

 

<比較1:鳳凰
デパートのシンボルの像です。
前を通りかかると気になって撮る事が多いです。

 

<28mm ASPH F2.0>



<28mm ASPH F2.8>



<28mm 1st F2.8>



1stが露出暴れる君なのを失念してたので、比較画像にならないですね(笑)
解像感だけ見ていきましょうか。



鳳凰の顔
<28mm ASPH F2.0>



<28mm ASPH F2.8>



<28mm 1st F2.8>

 

現行レンズであるASPHは流石の解像感ですね。
1stは若干ピント怪しいかと悩むところですが、結像しているし
ピントは来てるはず・・・手ブレしてるのかなぁ。

1stは総じてまったりとした感じですね。

 

鳳凰の胸
<28mm ASPH F2.0>



<28mm ASPH F2.8>



<28mm 1st F2.8>



やはり、ASPHは解像感抜群。
F2.8に絞ってもそのまま被写界深度を適切に新調した感じで解像感抜群(は言いすぎか?
1stは緩いけど結像してるけれども、やっぱり少し甘いか。

 

鳳凰の羽根(というか画面端の解像度)
<28mm ASPH F2.0>



<28mm ASPH F2.8>



<28mm 1st F2.8>



ASPHはF2.0よりもF2.8で被写界深度が広がった分がもろに解像感に出ていて
端の方まで均一な透明感のあるその画質に嫌味の無い絵が出てくるなという感想を抱きました。
1stは・・・端の方は緩いですけど、良い感じの絵が出てるよなーと思います。

 

<比較2:外壁>
<28mm ASPH F2.0>



<28mm ASPH F2.8>



<28mm 1st F2.8>



ASPHはF2.0で十分にシャープ!
1stは露出暴れる君なので、参考には難しいけど、解像感はちょっぴり劣っちゃいますね。

 

 

・ビル看板

<28mm ASPH F2.0>


<28mm ASPH F2.8>



<28mm 1st F2.8>


・ビルの端(左上)

<28mm ASPH F2.0>

<28mm ASPH F2.8>

<28mm 1st F2.8>

 

ASPHは端まできれいに解像していて破綻の少ない絵が出ている印象ですね。
1stは流石に端はゆる~い感じです。

 

解像感としては、やっぱり現行レンズに軍配が上がり、通常使いだとASPHが最適かもしれません。


1st...それはロマンですよ(笑)

 

 

【サンプル】
以下はASPHでのサンプルの撮影結果です。
M10-MのJPEG撮って出しを、サイズのみ小さくしたものです。

 

<1>



<2>



<3>



<4>



<5>



<6>



<7>



<8>



ASPHは全体的に隅々まで解像感が高いレンズだなというのが感想です。
広角でもF値が2.0のレンズでもあるので、<7>のような場面において
被写体を上手く浮き上がらせる表現も可能なので、懐の深いレンズだと思います。

 

 

【まとめ】
Leica Summicron-M 28mm f/2 ASPH Matte Black Paint Finishは、
限定レンズという事もあり、とても所有欲を満たしてくれるレンズです。

 

限定だけのフードのギミックがとてもうれしく使い勝手の良いレンズです。
そりゃ、ストアにお客様からの問い合わせも多いと言われるのは納得ですね。

 

え・・・?
指標のグリーンが全然分からない??
いや、ホントコレ、分かりにくくて写真で色味をうまく表現する事が出来てませんが、
くすんだ白にライトグリーン入れた感じで、通常の商品並べてみないと
分かりにくい仕様となっています。


目立たないことは良い事なので、こういうレンズは個人的には大歓迎かなと思います。

 

解像感が画面均一で破綻が少ない感じの良いレンズなので、
デジタル機を使う方にはとてもおススメできるレンズだなぁと思います。

 

 


あ、そうそう、実はサンプルの中に、1枚だけ1stの絵を混ぜておいたんですよね。
<8>なんですが、初見で違和感を感じられましたか??


多分、ほとんどの人がなんとも思わないのではないかなーと思っているのですが、
如何でしょうか。

 

つまりは・・・よほど大きな画面で元のサイズでのJPEGでも見ない限り、
インターネット上で公開されている解像度では違いは感じにくいので、
どのレンズでも気分が上がるレンズを使えば
良いのではないかなと思う次第でございます。

 

はい、なので、他人のレビューは参考にはならない。
レビューっていうのは、ホントは厳密に環境整えて比較しないと
意味ないよねーって事でございますね。

 

ちゃんと最初に警告書いておいた通りです。
見ても意味ないので、ページバックで戻ってね・・・と。

 

ま、内容が緩すぎるレビューで厳密な比較はできないので悪しからず。


ホントコレ、撮影した本人もどっちで撮ったっけ?って
結構迷ったのもあるんですよ。


つまり、使ってる人が見る目ないので、レビューとしては不成立かも(笑)