嗚呼、新しい出会いが私を次の(危ない)ステージへ連れていく・・・
そう、それは、手を出さないようにしていた世界。
中古のレンズ。
一眼レフ時代では、他人が使ったレンズは使いたくありませんでした。
潔癖という面も多少はあったでしょうが、どんな不具合があるかもわからず、
また、カビなどの面で他人の悪影響を受けたくないなって思ってたのが大きな原因です。
ええ、原因でした・・・。
レンジファインダーのレンズは、同じく他人が使っていた物ではありますし、
カビや経年劣化(外面の汚れ、傷、コーティングの劣化等)という面で同じデメリットがあります。
そんなデメリットをかぶってでも使いたいレンズという物が、ライカのレンズにはありますね。
そう、今の世代には無い構成のレンズとかですね。
代表的なものは・・・というか、Elmarit 135mm/f2.8などは、
今の世代で出されたとしても、だれも喜んで買わないですよね。
えっ?
私は喜んで買いますけどね、レンジファインダーで望遠で、劇薄なピントでも、頑張って使いたい派なのです。
なにせ、レンジファインダーで写真撮ってみたいから始めた世界ですから。
もうすぐ1年たつかなってぐらいなので、まだまだ頑張る時期ですよ(笑)
というわけで、買ってしまったこのレンズ、ライカのレンズとしては
お値打ち品だと思いました。
メンテナンス済みの品が5万円程度で買えましたので。
メガネ部分というか、レンズ部分というか、レンズヘッドが外して
中をふきふきしてるの見た時は、それはもう驚きました(笑)
ああ、こういう構造なのかととても感心しましたよ。
M10-Pにつけますと、大きなレンズと眼鏡部分がとても目立ちますね。
今、こういう形のレンズってありませんもの。
ライカの昔のレンズ以外、眼鏡付きってほとんどないですよね?
嗚呼、かっこいい(笑)
外見にほれ込んだというところもありますが、望遠かつ大口径、
そして、後継機種が出ていないという点で、私の心をつかんで離しません。
だからこそ、キレイで使い勝手がある個体がないかなって探して入手しました。
ただ、残念なのが、このElmarit-M 135mm f/2.8は世代が3つほどあるようで、
一番欲しかった、第1世代ではないんですよね。
外見は、ボチボチキレイ。
レンズもボチボチキレイ。
お値段もボチボチ。
中程度の使い頃のレンズという認識ですが、やはり凝り性なのか、
外見・レンズ共にキレイなものがあったらもう一本買ってもいいなって思えてしまいます。
眼鏡付きレンズは魔性のレンズ(笑)
シリアルNoから1974年製造の物であることがわかるので、第2世代のラストモデルです。
シリーズ7というフィルターが使われている第2世代最後のモデルなので、
次は、第1世代と第3世代(E55フィルターモデル)でも探してみましょうかね。
コレ、およそ45年前のレンズです・・・文字にしてしまうとインパクト大きいですね。
45年前のレンズなのに、ふつーにきれいに写るんで、かなりお気に入りですわ!!
というわけで、中古に対するストッパーが外れてしまった今日この頃。
ものすごく暴走してます、ええ、お財布やばいです(笑)
この続きは次回にでも・・・